反貧困ネットワーク京都 「労働」・「働き」を考える連続学習会 第5回
- 2012/02/01
- 11:54
反貧困ネットワーク京都では、以下のとおり、「労働」・「働き」をテーマにして、
4回にわたり連続学習会を開催してきました。
第1回「障害者の地域自立生活と介助という営み」
第2回「障害者の働きということを共に考える」
第3回「中間的就労・社会的就労を考える」
第4回「京都ダルクから見える<働き>」
第5回の学習会では、生活保護と就労支援をテーマに取り上げます。
是非、ご参加ください。
(転載転送、大歓迎)
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反貧困ネットワーク京都 「労働」・「働き」を考える連続学習会
第5回『生活保護と就労支援を考える』のご案内
今、「労働」とは何か、が問われています。
「働く」ということは、何も賃労働に限ったことではありません。
主として女性によって担われてきた家事、育児、介護、あるいは障害者の働きな
ど、これまで十分に評価されてこなかった「労働」「働き」にも再評価が必要です。
「人」が「動く」と書いて、「働き」と読む。
「働く」ことの意味、「労働」の意味について、今、新たな価値転換が必要なのかも
しれません。
反貧困ネットワーク京都では、すべての人がひとりの人間として尊重される社会
を目指し、従来の賃労働にとらわれず、その人の存在がもたらす何らかの作用を、
「働き」として積極的に評価することはできないものかと話し合っています。
そこで、「労働」・「働き」を考える連続学習会を企画いたしました。
人間らしい働き方、労働の対価、生活保障のあり方など、様々な視点でいまの
社会を見つめ直し、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
第5回となる今回の学習会のテーマは、『生活保護と就労支援を考える』です。
発言者である山崎さんには「自立支援プログラムへの取り組みと、現在感じる課
題」として、これまで山城北保健所福祉室で取り組まれてきた生活保護の自立
支援プログラムにおける就労支援の取り組みとその課題についてご報告いただく
予定です。
現在、生活保護制度に関する国と地方の協議では生活保護受給者に対して
自立・就労支援を「集中的かつ強力」に推し進める方策も検討されていますが、
山城北の取り組みをヒントにして、あるべき就労支援とは何か、そして自立とは
何かについて考えていければと思います。
発言者のお話を伺った後、ざっくばらんに質疑応答や意見交換を行います。
是非、皆さん、ご参加ください。
○テーマ:『生活保護と就労支援を考える』
○日時:2012年2月16日(木)19:00~21:00
○会場:キャンパスプラザ京都6階第7講義室(定員30名)
(地図 http://www.consortium.or.jp/contents_detail.php?frmId=585)
○参加費:300円
○コーディネータ:
加美嘉史(佛教大学社会福祉学部教員)
○発言者:
山崎徳子さん(山城北保健所 福祉室 生活保護ケースワーカー)
○山崎さんのプロフィール:
私自身は一般の事務職の採用なので山城北保健所に赴任する前まで、
福祉の仕事の経験はありませんでした。
福祉の仕事には平成15年から3年間 母子自立支援員、平成18年から
現在まで生活保護CW、CWになってから、社会福祉主事を取得しました。
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